売却の基礎知識

売却基礎知識

売却価格の決め方

不動産の売却を成功させるためには、適正な価格設定が非常に重要です。
ここでは、売却価格を決める際のポイントをご紹介します。

査定価格とは？

査定価格とは、不動産会社が物件の価値を客観的に評価した金額のことです。これは「市場相場」や「立地」「築年数・建物の状態」などを総合的に見て算出されます。周辺の成約事例や現在の売り出し状況も参考にします。

査定価格と売却価格の違い

査定価格はあくまで参考の目安であり、最終的な売却価格は売主様が自由に決められます。ただし、相場からかけ離れた高すぎる価格を設定すると、なかなか売れずに売却のチャンスを逃してしまうこともあります。

適正な価格設定のコツ

「できるだけ早く売りたい」のか「なるべく高く売りたい」のか、ご希望の条件によって価格の付け方が変わってきます。市場動向や購入希望者の傾向を踏まえて、戦略的な価格設定をすることがポイントです。

売却にかかる費用と税金

不動産を売却する際には、いくつかの費用や税金がかかります。
あらかじめ把握しておくことで、手取り額の目安が分かり、資金計画も立てやすくなります。

仲介手数料

不動産会社に仲介を依頼する場合、仲介手数料が発生します。【成約価格 × 3% + 6万円 + 消費税】が上限となります（例：3,000万円で売れた場合、約105万円＋税）。これは、売買価格が400万円を超える場合で、売買代金が200万以上400万以下の場合は【成約価格 × 4% + 2万円 + 消費税】 200万以下の場合は【成約価格 × 5% + 消費税】が上限となります。